卒業生の声
学校法人巨樹の会で懸命に学び、今は現場で更なる夢を追い続けている先輩方の声を紹介します。
患者様と心が通じ合ったと感じた瞬間に、
この仕事をしていてよかったと思えるんです。
業務中はいつも笑顔で、丁寧な仕事を心がけています!
福岡新水巻病院勤務
福岡水巻看護助産学校・看護学科・2014年3月卒
七田 桃子
この仕事の魅力・やりがい
看護の際には、患者様へのお声掛けを忘れません!
患者様が元気になっていく姿、笑顔で退院する姿をずっと見守れるのが、この仕事の魅力ですね。患者様やご家族からかけて頂く「ありがとう」の言葉は、私のやる気につながっています。
また看護師になる前は、テレビや本などを見て「働き出したらこんな感じかな」とイメージをふくらませていましたが、実際の現場に出ると言葉が話せない方や認知症の方もいらっしゃり、人の気持ちを汲み取ることの難しさを感じました。求められていることがすぐにわからず、お互いもどかしさを感じることもありますが、日々の行動や性格などから分析したり、積極的にお声掛けをしたりする中で思いが通じると、何物にも替え難い喜びを感じますね。
業界ココだけ話!
患者様の命を預かる仕事なので、やはり責任は重たいです。例えば、患者様の全身状態を見られるのは、着替えや入浴のお手伝いをする看護師ならでは。身体にむくみがないか、呼吸はつらそうではないかなど注意をはらい、気になる点があれば、ドクターに相談しています。
また、学生時代に初めて体験した実習では、「患者様は体調が悪いのに話しかけてきつくないかな?」と遠慮していましたが、先輩ナースを見て患者様について知ることの大切さを実感。積極的にお声掛けをしていると、表情や雰囲気だけで患者様の要望がわかることもあるんですよ。また、いつも一番近くにいるからこそ、お互いに心地よく過ごせる距離感を大切にしています。
これからかなえたい夢・目標
目標は、一人ひとりと向き合える先輩方のようなナースです!
私が働いている循環器内科は、数人のナースがチームになって看護にあたっています。先輩方は私が忙しくしていると、さり気なく助けてくださるなど、尊敬できる方ばかりです。私はまだまだ日々の業務で精一杯ですが、たくさんの経験を積んで、先輩方のように忙しくても患者様としっかり向き合える看護師になりたいです。
また、実際に働き始めると、基礎知識の大切さを感じるシーンがたくさんあります。もう一度基礎をしっかり見直しながら、新たな知識も増やしていきたいです。そのために院内で行われる勉強会へ参加するのはもちろんですが、参考書などを使って個人でも学び続け、どんな環境にも適応できる人になりたいです。