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卒業生の声

学校法人巨樹の会で懸命に学び、今は現場で更なる夢を追い続けている先輩方の声を紹介します。

患者様の心に寄り添うことで、前向きなリハビリの時間に。
一生究めたい素敵な仕事です!

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患者様の身体だけではなく、心までしっかりと支えたい!

福岡和白病院勤務
福岡和白リハビリテーション学院・作業療法学科 昼間コース・2014年3月卒
坂下 美佑紀

この仕事の魅力・やりがい

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退院後の生活に必要な動作を一緒に訓練します!

 様々な疾患を抱えた患者様が訪れる総合病院だからこそ、脳神経、外来を含む整形、内科・脊椎という3つのチームをローテーションで経験し、どんな患者様にも対応できる作業療法士を目指しています。

 リハビリを受けられる患者様は、不安で気持ちが落ち込んでいる方も多いため、できるだけ患者様のお話を聞き、思いを受け止めることで、前向きな気持ちでリハビリに取り組んでもらえたらと思っています。

 そのため、患者様が元気になって、訓練中に「少し楽になった」「もう少し頑張ろうかな」と言ってくださったり、退院時に「これからも自主練習を頑張ります」と言って頂けると、少しでも役に立てたのかなと嬉しい気持ちになりますね。

私の学生時代!

 私のクラスは、年齢に関わらず本当に仲がよく、試験勉強はもちろん、遊びにも全力で取り組んでいました。

 特に印象的なのは、希望制で参加したカンボジアへの海外研修。アンコール小児病院や現地の方の自宅訪問をする中で、自分の世界が広がったのを、覚えています。

 また実習は、現場でしか体験できない発見ばかりでした。いつも健康な学生同士で実技の練習をしていましたが、患者様は想像以上に疲れやすく、効率よくリハビリをすることの重要性を実感する場面も。

 また、患者様へのヒアリング方法も最初はわからず、ご家族のことや退院後の生活など、プライベートなお話をするには、まずは信頼関係が大切だということも実習で学んだことの一つです。

後輩への応援&アドバイス

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勉強熱心な先輩方は、心から尊敬できる私の目標です!

 リハビリも医療や薬と同じように、日々追いつけないほどの早さで、新しい効果が発見されています。大変な面もありますが、自分の興味がある分野をいつまでも勉強でき、成長し続けられるのはとても素敵なことだと思います。私は突き詰めたいリハビリの分野を見極め、高い技術と専門性を持った作業療法士になりたいです。

 また、働き出して感じたのは自分の意見を持ち、人に伝える力の大切さ。自分の思いが伝えられないと、患者様だけでなく、ドクターや看護師とも信頼関係は築けません。人前で発表する場や誰かに説明をする機会があったら、ぜひ勇気を出して挑戦してください。伝わりやすい話し方やコミュニケーションの取り方の勉強になりますよ。